SPAC(静岡県舞台芸術センター)とスケラボのコラボ企画!
この秋SPACで芥川龍之介の最晩年の短編『歯車』を原作とした新作の公演があります。(構成・演出: 多田淳之介)
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▶︎原作の『歯車』は青空文庫で読めますよ!
SPACの俳優がカフェやレストランに出むき、参加者と一緒にお茶でも飲みながら演劇の台本を読んでみる、SPAC独自のアウトリーチ「リーディング・カフェ」に、スケラボが「感想コラージュ」でコラボします。
会場は、登録有形文化財でもあり、芥川を始め多くの文人墨客が滞在したことでも知られる修善寺温泉の老舗旅館・新井旅館さんです!
物語を声に出して読み、言葉を自分の身体の中を通した後に、感じたことを思いのままにコラージュで表現して持ち帰る、豊かな芸術体験になるでしょう。
■コラージュとは?
芥川が死に、『歯車』が発表された年(1927年)と同じ頃、ヨーロッパでシュルレアリストのマックス・エルンストが、カタログや挿絵を切り抜き、組み合わせ、新しいイメージを作り出す「コラージュ」を駆使した歴史的怪書『百頭女』を出版しました(1929年)。
現実と幻想の世界が交錯する『歯車』の世界を、時空を簡単に越え、思いも寄らない偶然の不思議な世界を作ることができるアートの手法「コラージュ」で、表現してみましょう。
※画像はイメージです。
【作品紹介】
芥川龍之介の最晩年の小説。昭和二年に自死した後に発表された本作では、ある男が知人の結婚披露式への出席のために上京し、ホテルに滞在しながら執筆を行なう数日が描かれています。義兄の轢死の報せをはじめ、破滅や死への不安に襲われながらも心を平静に保とうと執筆に向かう姿は、死の直前の芥川本人の姿にも重なります。
『歯車』リーディング・カフェ &感想コラージュ
2018年10月21日(日) 14:00~17:00
会場:新井旅館(伊豆市修善寺970)
参加費:2,500円 (ワンドリンク付き)
スケジュール:
14:00-16:00 リーディング・カフェ
16:00-16:10 休憩
16:10-17:00 感想コラージュ
ナビゲーター:片岡佐知子 (SPAC俳優)
※読んだ後は、スケラボの進行で、『歯車』と同時代にヨーロッパで生まれたアートの技法「コラージュ」で『歯車』のイメージ画を作ります。
会場紹介:芥川龍之介をはじめとした文人墨客が滞在した修善寺の老舗旅館です。
※公共交通機関または近隣の有料駐車場をご利用ください。
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SPACチケットセンターでもお申し込みいただけます。
TEL:054-202-3399(受付時間10:00-18:00)