鈴木彩ソロコンサート Bach to Nine Bells

鈴木彩ソロコンサート Bach to Nine Bells

全2回公演
2018年
11/16 (金) 19:00-
11/17(土)14:30-
(各回約1時間予定 開場は開演の20分前 前売優先、当日券での入場は開演5分前から)

沼津ラクーン6階(JR沼津駅南口徒歩1分)
静岡県沼津市大手町3-4-1 TEL.055-963-2800

全席 1,500円(自由席)
360°marimba(11/9,10,11開催)とのセット券 4,000円

25歳以下の特別料金 500円(当日券のみ。当日年齢を証明できるものをお持ちください)
※未就学児の入場はご遠慮ください。

前売りチケット販売所(事前決済)

●チケット店頭販売 ハンの辻村(沼津市 高島本町2-27)

ミニマリスティックかつ数学的な作曲技法で知られるトム・ジョンソン(1939-)作曲の「Nine Bells」(1978)。今回は、トム自身が自演の際に使っていたベルをお借りしての、日本初演となります。
9つのベルは3×3の配置で天井から吊るされ、奏者はそのベルの間を練り歩き、舞い、時に回転しながら演奏するよう指示されています。左右どちらの足から歩き始めるのか、ベルの間を何歩で進むのか、など細かく定められており、それだけでまるでネオ・ダンスのような作品となっています。そんなユニークな曲に、私がストーリーを与えコレオグラフを施したのが本公演です。テーマは「棺桶に片足突っ込んだ女の子の走馬灯」。生と死の狭間の上空で、記憶が無重力とダンスするイメージから着想しました。文字にしますとなにやら不穏ですけれども、ただシンプルに、私がベルの間を歩くことで生じる音の渦や、フロアに落ちる足音、そして打楽器奏者であることを越えて空間と対峙する私の姿を、皆様に楽しんでいただけましたら本望です。コンサートの前半は、マリンバによるバッハのヴァイオリンソナタの1001番を、後半にスペシャルヴァージョンのナインベルズを予定しております。

インターバルには、作品解説に加え、私のベルギーでの暮らしやヨーロッパのミュージックシーンについてお話できたらと思っております。

9つのスポットライトの下で何が起こるのか。ぜひ目撃しにいらしてくださいませ。

− 鈴木 彩

主催:Scale Laboratory
共催:静岡県文化プログラム推進委員会
協賛:沼津ラクーン