以下に掲載するのは、2023年1月22日に沼津ラクーン6階で開催した「知覚の旅人」ワークショップ からだの動きを伝えるためのことばづくりで参加者が制作した音声ガイドです。
ワークショップの経緯は「vol.00 旅の前に」
ワークショップ当日のレポートは「vol.01 知覚の旅人レポート」をご覧ください。
⬇︎YouTubeの再生リストです。右上の「三」アイコンを押すと、全ての音声ガイドと、元のパフォーマンスの動画へのリンクが現れます⬇︎
参加者アンケートより
目の見えない人に向けて見えてるものを言葉で表現しようとすることは自分の感覚で言って伝わるものではないということを感じたので自分の中で新しい視点を少しだけど持てた。
感じ方は人それぞれとはいえ、みなさんの言葉を聞いて、全然違うものを感じ取ってしまっていたのかも、と自分自身を疑う気持ちにもなった。自分の主観には、いろいろな経験や想像力が混ざっているし、同じパフォーマンスでも別の日に観たら、まったく違う感想を持つだろうし、見れていない事もあるだろうし。言葉の選択ひとつにしても、自分の意図とは違う風に伝わるかもしれない。何を切り取って人に伝えるか、すごく難しいなと思った。
芸術分野は鑑賞者によって解釈が異なるということは知識として知っていたが、実際に体験してみるとこんなにも感じ方が違うのかと驚いた。 また、視覚で受け取っている情報の多さと意識と無意識に振り分けられている情報を認識することの難しさを体験出来たのはすごく面白かった。
日常生活や部活内だけでは知ることのできない意見を知れたのはとてもいい経験になりました。自分の感覚的に前よりどうしたら言葉による説明でさらにわかりやすくなるかなと考えらようになりました。この経験をパフォーマンスを通したからこそよりわかりやすくなった気がしました。演劇とはまた違った言葉を使わないパフォーマンスの魅力も知れました。本当にありがとうございました。
同じパフォーマンスを観て伝え合うのも、見ていない時にみなさんの言葉を聞いて想像するのも、すごく面白かったです。言葉を聞いて頭で鑑賞するという経験ができました。どういう流れでどういう動きだったかとか、なにを表現しようとしていたのかとか、伝えられた言葉を自分で解釈して頭の中でまた別の作品をつくりあげていた感じです。またこういう企画があれば参加したいです。ありがとうございました。